光で起こす目覚まし時計を自作する上で注意すべき3つのポイント
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光タイプの目覚まし時計はシステムが非常にシンプルであることから、「自作しよう」と考える人はかなり多いようです。

では、光タイプの目覚まし時計を自作しようと思う場合、どのような点に注意する必要があるのでしょうか?

 

自作品は光の強さが足りないことが多い

「光タイプの目覚まし時計を自作したものの、うまくいかなかった」というケースは少なくありません。

その主な原因となっているのは、「光の強さが足りない」という点です。

 

体内のホルモンシステムに働きかけて、心地よい目覚めを実現するためには、理論上2,000から2,500ルクス前後の照度が必要となります。

とはいえ、一般的に販売されている照明器具の明るさは、700ルクス前後です。

 

そのため、実際に組み立ててみたところ、ただの電球付きアラームになってしまった、というパターンが多く見られます。

この問題を解決するためには、一般的なLED電球ではなく、大容量のLED投光器を使用する必要があります。

徐々に明るくするシステムは搭載するのが難しい

LED照明が持つ利点の一つに、「すぐに明るくなること」というものがあります。

蛍光灯とは異なり、スイッチを入れると瞬時に明るくなるので、非常に使い勝手が良いのです。

 

一方で、自作の場合は、既製品の多くが搭載している「徐々に明るくしていく」という機能を付けるのが難しい、というデメリットがあります。

段階的に照度をアップさせる機能を搭載するためには、専用の装置を取りつける必要があり、それにはかなりのコストがかかるということを覚えておきましょう。

照明を直接見てしまわないように配慮しよう

LED投光器が発する光は非常に強いので、寝起きに直視すると眼に大きな負担がかかる可能性があります。

ですから、あらかじめ照明の置き場をよく考えることは大切です。

 

ベッドから死角となる場所に置くか、もしくはベッドよりも少し高い位置に設置すると良いでしょう。

投光器が放つ光は強力かつ広範囲に及ぶので、直接LED照明を体に向けていなくても、十分に覚醒効果を期待することができます。

自作をする上でもう一つ注意すべきなのは、「連携するアラームの機能」です。

特に、アラームの電力規格が、投光器の消費電力に十分対応しているかどうかを必ずチェックしましょう。

アラームのキャパシティーが小さいと、使い始めてからわずか数日ですぐに故障してしまうということが起こり得るので、しっかりと確認しておきましょう。

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