羽毛はとても繊細な素材です。
そのため、「羽毛布団をどうやって洗ったら良いか分からない」という人は少なくありません。
では、羽毛布団の洗い方と注意点について、確認してみましょう。
洗濯機で洗うことができるものもある
羽毛布団のタグもしくは保証書に、「洗濯機で丸洗い可能」と記載されている、もしくはそれを示すマークがある場合、一般的な洗濯機で丸洗いすることができます。
シングルサイズの羽毛布団であれば、5kgタイプの洗濯機で十分洗うことができるでしょう。
一方、ダブルサイズ以上の羽毛布団を洗う場合は、少なくとも8kg以上の洗濯機をおすすめします。
サイズが小さい洗濯機の洗濯槽へ無理やり押し込んで洗うと、きれいに汚れが落ちないだけでなく、型崩れの原因ともなり得ます。
ですから、洗濯槽に布団がゆったりと余裕で入るかどうかを確認しましょう。
ドラム式洗濯機は、布団の繊維へかかる負担が少ないので、おすすめです。
大きめサイズなら浴槽で洗うと良い
2つ目の洗い方は、「浴槽洗い」です。
半分程度の高さまで水を入れて洗剤を溶かしたら、ゆっくりと羽毛布団を浸していきます。
その後、手で優しく押すようにして、洗っていきましょう。
あまり強く押しすぎると型崩れの原因となるので、丁寧に優しく押すことを心がけておきましょう。
すすぎは2回を目安に行います。
ただし、2回目のすすぎでもまだ水が汚れるようであれば、3回目のすすぎを行ないましょう。
そのまま浴槽に広げておくと、少しずつ水分が抜けていきます。
ある程度軽くなったら、天気の良い日を選んで、外で本格的に乾かしましょう。
輸送手段が確保できるならコインランドリーがおすすめ
3つ目の洗い方は、「コインランドリー」です。
車など運ぶ手段が確保できるのであれば、この洗い方がおすすめです。
というのも、コインランドリーの洗濯機は容量が非常に大きいため、サイズが大きい羽毛布団でも型崩れなどを心配することなく、洗うことができるからです。
もちろん、コインランドリーであっても洗うことができるのは、「洗濯機OK」の羽毛布団に限ります。
また、コインランドリーには、大型の乾燥機も常備されています。
およそ1時間ほどでしっかりと乾かすことができるので、ぜひ活用しましょう。
ただし、乾燥機を選ぶ際には、「羽毛布団が収容量の30%未満に収まるか」をチェックしましょう。
乾燥機にみっちりと布団が入ってしまうと、必ず生乾きになってしまうので、注意が必要です。
