睡眠サポートグッズの先駆け的存在と言えば、「ブリーズライト」でしょう。
数多くのメディアでその効果が紹介され、瞬く間に人気商品となりました。
ここでは、ブリーズライトの仕組みといびき対策の効果を解説します。
ばねの力で鼻腔を広げるのが主な仕組み
ブリーズライトには、小さなばねが組み込まれています。
これを鼻に取り付けることで、鼻腔を大きく広げて空気の通りを良くしてくれるというわけです。
親指と人差し指で鼻骨の下をつまみ、息ができなくなる位置を見つけて、ブリーズライトをしっかりと接着させます。
その瞬間から鼻の両サイドが引っ張られて、大きく持ち上げられるように感じることでしょう。
これにより、鼻呼吸をスムーズに行うことができるようになります。
その結果、口で呼吸することが少なくなるので、眠っている間にいびきをかくことも少なくなる、というわけです。
実際、利用者の大半が「より心地よく眠ることができるようになった」という感想を述べています。
ブリーズライトはサイズや種類が豊富なのも魅力
人によって、鼻の大きさはかなり異なります。
ブリーズライトには、通常(レギュラー)サイズの他にラージサイズも準備されているので、利用者は自分の鼻に合わせたものを選ぶことができます。
また、肌色と透明タイプの2パターンから色を選ぶことができます。
加えて、「鼻詰まりが余りにもひどい」という人のために、メンソールの香りが漂うクールタイプや、鼻腔の拡張力をおよそ5割アップさせたエクストラタイプも準備されています。
ですから、いびきの症状に合わせて、強さを調整してみるというのも良いでしょう。
ただし、口コミを見るとエクストラタイプは、「しっかりと濡らしておかないと剥がす時にけっこう痛い」という意見が見られています。
完全にいびきが治るわけではない
ブリーズライトは、鼻呼吸を促す点で非常に有用であるとはいえ、いびきを完全に治してくれるわけではありません。
アルコールを摂取した後などは、咽頭部の筋肉が弛緩して気道が狭くなってしまうので、「ブリーズライトを付けていてもいびきの大きな音が響いている」という利用者の感想もあります。
また、いびきをかく人は口で呼吸する習慣ができているため、短期間ではブリーズライトの効果を実感しにくいというデメリットもあります。
ですから、体が鼻で呼吸することに慣れていくまでしばらく時間がかかるでしょう。
そういう時には、睡眠中に口を閉じてくれる「マウステープ」などを合わせて活用することにより、鼻呼吸への切り替えを進めていきましょう。