アロマは高いリラックス効果があることから、女性を中心として広く人気を集めています。
ここでは、心地よく眠るためにアロマを活用しようと思う場合に、押さえておくと良いポイントを3つご紹介します。
すべてのアロマが睡眠を促進するわけではない
「アロマ」と聞くと、「リラックス効果がある」というイメージを持つ人は多いことでしょう。
とはいえ、アロマの中には気持ちを高揚させて、はつらつとした気分にさせてくれるものもあります。
例えば、かんきつ系の香りが漂う「ジャスミン」や「ベルガモット」などは、不安を取り除いて、前向きな気持ちになることができるようサポートする効果があります。
「スイートオレンジ」や「グレープフルーツ」の香りも同様で、交感神経を刺激して覚醒させる効果があります。
こうした香りは就寝前よりも、仕事へ出かける前などに適していると言えるでしょう。
▼関連記事
おすすめは「ラベンダー」と「カモミール」
副交感神経を優位にしてくれるアロマと言えば、「ラベンダー」と「カモミール」が挙げられます。
ラベンダーに配合されている「酢酸リナリル」という成分には、疲労を和らげて落ち着いた気持ちになるよう神経に働きかける効果があります。
香りもそれほど強くないので、初めてアロマを使ってみるという人にはおすすめです。
カモミールは、スイートな香りで緊張をほぐして、体全体がリラックスできるようサポートする働きがあります。
「ローズウッド」にもカモミールと同様の鎮静作用があるとされています。
「どんな香りが自分に合っているのか分からない?」という人は、フローラルな香りが漂うラベンダーのアロマから試してみると良いでしょう。
▼関連記事
キャンドルタイプがおすすめ、他にもいろいろある
寝室でアロマを楽しみたいなら、「キャンドルタイプ」がおすすめです。
照明を落として、静かな雰囲気の中で優しい香りのアロマに包まれていると、気分が落ち着いてリラックスした状態で眠ることができるでしょう。
また、アロマオイルを染みこませた「ガーゼ」を枕元に置く人や、就寝時に着用する「マスク」の表面にオイルを染みこませておく人もいます。
「寝室以外でもアロマを楽しみたい」という人におすすめしたいのが、「バスアロマ」です。
アロマオイルを浴槽や浴室に数滴垂らしておくことで、バスタイムがとても華やいだ雰囲気となることでしょう。
お風呂上がりの「マッサージ」に、アロマオイルを活用する人もいます。
このようにして、体全体をアロマの香りに包むことで、心からリラックスした状態で眠りにつくことができるはずです。
▼関連記事