布団乾燥機を使用してダニ対策をする場合の注意点とは何か?
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布団乾燥機は、ダニが繁殖しやすい梅雨の時期などに、布団を清潔に保ってくれる大変便利なお助けアイテムです。

ここでは、布団乾燥機を活用してダニ対策を行なう際の注意点を、ご一緒にチェックしてみましょう。

 

おすすめは「マットタイプ」の布団乾燥機

布団乾燥機には、布団に専用のチューブを差し込んで使用する「ノズルタイプ」と、専用のマットで布団をくるんで使用する「マットタイプ」があります。

 

ノズルタイプは、「設置が非常に簡単」というメリットがある一方で、熱がチューブの周りだけにこもってしまうため、全体をしっかりと乾燥させることが難しい、というのがデメリットです。

また、ちょっとしたはずみで、乾燥機から送りこんだ熱が出て行ってしまう、という特性もあります。

そのため、ダニが比較的温度の低いスペースへ逃げてしまう可能性があるのです。

 

一方、マットタイプは、隙間なく布団を覆うことができるので、隅々まで熱がしっかりと行き渡ります。

ですから、ダニを逃してしまう心配がほとんどありません。

 

設置に時間がかかるとはいえ、ダニ対策の効果を優先するのであれば、マットタイプがおすすめです。

乾燥機を使った駆除はかなり時間がかかる

ダニは非常に生命力があるので、確実に布団から駆除するためには、ふとん内部を50℃以上にすることと、その状態を3時間程度維持する必要があります。

「90分クイックメニュー」などの機能を備えた布団乾燥機もあるものの、それではダニを弱らせることはできても、駆除することは難しいということを覚えておきましょう。

 

また、布団乾燥機を選ぶ際には、「最大出力」「最大温度」が明示されているかどうかを確認することも大切です。

もし、乾燥機の性能に関する具体的な記載が無い、あるいは50℃以上にならない製品は、ダニ対策にほとんど効果が無いと言えるでしょう。

ダニの死骸をきちんと処理するのも対策の一環

布団乾燥機はダニを駆除してくれるとはいえ、その死骸まで取り除いてくれるわけではありません。

 

ですから、乾燥が終了したなら、掃除機に搭載されている「たたきモード」で吸い取るか、あるいは天日に干してたたくなどして、ダニの死骸をきちんと除去しましょう。

死骸がふとん内部に残ってしまうと、それが餌となってダニや雑菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。

 

布団に、「抗菌効果」や「防ダニ効果」があると記載されている場合でも、意識して定期的にダニ対策を行なうことで、気持ちの良い睡眠を確保することができるのです。

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