気持ち良く眠りたいなら、お布団やシーツだけでなく、「枕」にこだわるのはとても大切です。
ここでは、「自分に合った枕を見つけたい」という時に覚えておくべき、枕の選び方に関する重要なポイントをご説明します。
眠る姿勢に合っている事が大切
眠っている時に、頭の位置が高すぎたり、あるいは沈み過ぎていたりすると、首や肩が痛くなってしまい、心地よい睡眠を確保することが難しくなります。
ですから、快適な眠りを手に入れるために、「眠る姿勢が適切かどうか」をチェックするのはとても大切です。
初めに、「仰向けになった場合」を確認します。
枕に頭を置いた時に、呼吸が苦しくならないか、首に負担がかかっていないかといった点をチェックしましょう。
枕の形が、首のカーブにぴったりと合っているのが理想的です。
続いて、「横寝をした場合」の状態を確認します。
寝がえりを打って、真横を向いた姿勢になった時、背骨がまっすぐになっていることが重要です。
もし、背骨のラインが曲がっているなら、その枕は体をきちんと支えることができていない、ということになります。
一方、背骨がぴったりとまっすぐになっているなら、眠っている間に首や肩へかかる負担はごくわずかになるので、気持ち良い睡眠ができるはずです。
素材を確認するのもポイント
枕の選び方に関する2つめの重要なポイントは、「素材選び」です。
枕の内側に使用されている素材は、「小豆」「そばがら」「綿」「羽根」「ウレタン」など様々です。
最近では、「小型ビーズ」を使用した商品も増えてきています。
強度や感触、香りの有無、手入れが可能かなど、各素材が異なる特徴を持っています。
人によって、枕に使用されている素材の好みは大きく分かれます。
ですから、自分に合った素材はどれかを、一つ一つ確認していきましょう。
口コミだけでなく、直接手にとって選ぼう
枕に関する評価は、さまざまなサイトで取り上げられています。
ですから、枕を選ぶ際に口コミをチェックして、ある程度候補を絞り込むのは賢明なことです。
とはいえ、口コミだけで購入する枕を決めない、というのも重要です。
ある人が「快適」と感じた枕が、他の人にとってもそうであるとは限りません。
ですから、購入を決定する前に、必ず寝具店などで商品を手にとって確認するようにしましょう。
誰かに付き添ってもらって、横になった時に体がまっすぐになっているか、などをチェックしてもらうのも大切です。
こうした点を注意しておくことで、後悔しない枕選びを円滑に進めることができるでしょう。