高反発マットレスを使うと腰痛になりにくい?そのメカニズムに迫る
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マットレスに使用されている素材の中でも、「高反発素材」と呼ばれるものは「腰痛になりにくい」という理由から大変人気を集めています。

ここでは、そのメカニズムについて考えてみましょう。

 

高反発マットレスは「正しい寝姿勢を作ること」を目指している

高反発マットレスが目標としているのは、「正しい姿勢で寝るためのサポートをすること」です。

 

大抵の高反発マットレスは、「眠っている姿勢と直立している姿勢が同じになるように」というコンセプトで設計されています。

 

また、仰向けで寝ていても横向きで寝ていても、体にかかる負担が少なくなるように形状の調整が行われています。

 

そのため、多くのプロスポーツ選手が高反発マットレスを愛用しているわけです。

 

加えて、高反発マットレスを使用すると、ベッドと体が触れ合う部分が比較的少ないため、夏の蒸し暑い時期であっても蒸れにくい、というメリットもあります。

 

ですから、快適な睡眠をサポートしてくれる有難いアイテムと言うことができるでしょう。

高品質のマットレスであれば腰痛になりにくい

質の良い高反発マットレスであれば、全体に弾力があるので、一カ所に体が沈み込んでしまうということはほとんどありません。

 

そのため、首周りや腰回りなどに、強い負荷がかかる心配がほとんど無いのです。

結果として、首痛や肩こり、また腰痛になるリスクが低くなります。

 

ただし、腰痛防止の効果は、「マットレスが高品質であること」という条件が付くことを覚えておきましょう。

 

粗悪な素材を使用しているマットレスの場合、「高反発」と銘打ってはいても、体が沈み込んでしまったり、短期間でへたってしまったりする、ということが起こり得ます。

 

一方、質の良いマットレスは、10年以上使い続けても反発力がほとんど衰えず、心地よい眠りを継続的に提供してくれるはずです。

良い高反発マットレスの見分け方とは

品質の良い高反発マットレスの見分け方は、「密度が高いこと」です。

一般的な目安としては、「密度30D以上であること」がポイントです。

 

これよりも密度が低いと、マットレスの弾力はそれほど強くないので、短期間でへたってきてしまう可能性が高くなります。

 

ですから、高反発マットレスを探す時には「密度の表示がどうなっているか」を必ずチェックするようにしましょう。

 

加えて、あまりに薄いマットレスは避けるのが賢明です。

たとえ密度が高いとしても、厚みが足りないと比較的早い段階で機能が低下する、ということを覚えておきましょう。

 

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