「自分に合った枕がなかなか見つからない」という人向けに、オーダーメイドの枕を作ってくれる専門店が、近年東京を中心として数多くオープンしています。
それでは、専門店が持つ魅力についてご紹介しましょう。
枕の専門家が細かくデータを測定してくれる
専門店の魅力は、「専門家が体に関するデータを細かく計測してくれる」というところにあります。
身長や頭の大きさだけでなく、首の長さや首から肩にかけてのカーブなども詳細に測定を行なって、そのデータに基づいた枕作りをしてくれるのです。
新宿を中心として、業務を展開している老舗寝具店「東京西川」では、整形外科医監修のもとで、一人につき全14個所のデータを測定し、そのデータを参照しながら枕の設計を行なっています。
同じく、新宿で営業している寝具店「枕工房 待夢(たいむ)」では、依頼者の体格だけでなく、寝返りの回数や性別なども参考にしています。
ですから、体にぴったりとフィットして、負担が非常に少ない枕を作ってもらうことができるわけです。
もちろん、希望する材質や色合い、好みの固さやおおまかな予算なども、すべてオーダーすることができます。
アフターサービスがあるのも魅力
枕の専門店に依頼するもう一つのメリットは、「丁寧なアフターサービスがあること」です。
枕を新調すると、なかなかしっくりこない、ということが起こり得ます。
また、使い始めは良かったものの、徐々に違和感を感じるようになるということもあります。
専門店でオーダーメイドの枕を購入すると、高さの調整や材質の変更などに関して、アフターサービスを利用することができます。
これは、既製品を購入する場合との大きな違いと言えるでしょう。
東京西川では、購入後から約2年間の無料保証が付いています。
最長の品質保証期間を提供しているのは、「タナカふとんの“じぶんまくら”」で「ライフタイム無料メンテナンス」という期限なしのサービスを行なっています。
専門店に行く時は服装に注意しよう
枕の専門店で行なう計測項目の中には、ベッドで横になった状態でチェックするものもあります。
ですから、オーダーメイドの依頼をする際には、できるだけ軽装で行くと良いでしょう。
また、枕作りの工程や品質管理、素材に関することで分からない点がある時は、必ずその場で担当者に質問をしましょう。
これを徹底しておくことで、枕が完成してから「しっくりこない」あるいは「失敗した」という事態を避けることができるはずです。